こんにちは!『本気で治したい人のための整骨院』かわばた整骨院院長の川端です。
学生時代のことですが、私は授業中に取ったノートを見返すことがほとんどありませんでした。なぜかというと、字が汚くて読めなかったから。
話を聞きながら字を書くと特に駄目で授業中のノートは暗号の様でした。
その後通信教育で練習したりして多少はマシになったのですが、まだ字は汚いままです。ところが、ある時に気がつきました。ペンが右方向にほとんど動かせてない…。そりゃ読めなくなるわけです。
ペンを動かせる範囲を検査してみた
試しにペンを動かせる方向と範囲を検査してみました。検査方法は以下の通り。
- ペンを持った状態で手を紙に置く
- そのペンの位置を黒丸で記録し始点とする
- 紙に手を置いたまま始点から限界まで上に線を引く
- 同様に下、右、左、それらの間の斜めも線を引く
結果はこんな感じ。
明らかに右方向にペンが動かせていません。どうやら手根骨という手の骨の可動性が悪くてペンを右に動かすという動作がうまくできないようです。
ペンを動かせる範囲を大きくしてみた
ということは、ペンを動かせる範囲を広げれば字がきれいになるのでは?というわけで試してみます。
- 先ほどの検査結果の始点にペン先を合わせて手を置く
- 一番行きにくかった方向にペンを移動させる
- もう一方の手でペン、または指を押さえる
- ペンを始点に戻すように力を入れ、押さえている手でそれを止める
- 5秒ほど力を入れ続ける
- 両方の手の力を抜き、押さえている手を離す
- さっきよりもペンが遠くまで動くようになっている
- これを5回程度繰り返す
この方法で動きにくかった方向全てを動きやすくしてみます。結果は…おお!字が楽に書ける。若干字もきれいになったような…。でもこの状態で字の練習をすればきれいな字が書けるようになりそうです。
と思いながら数日経つと、またペンを動かせる範囲がせまくなってきました。手根骨の他の部分にも問題がある様でこの方法だけでは維持するのに数日に一度反復して行なう必要がありそうです。手根骨全ての可動性を回復させるには専門家に相談してみて下さいね。もちろん当院でも対応可能です。
まとめ
- 練習しても字がうまくならない人はペンを動かせる範囲がせまい可能性がある
- ペンを動かせる範囲がせまいのは手根骨に問題があるから
- ペンを動かせる範囲を広げると字が書きやすくなる
- ただし練習しなければ上手にはならない
- 良い状態を維持するには反復して治療する必要がある
ではまた!