電気治療は30円?整骨院の料金について

こんにちは!倉敷に引っ越して4ヶ月になるのにまだ美観地区を見に行けていないかわばた整骨院院長の川端です。

整骨院ってリーズナブルな料金で有資格者の施術が受けられて良いですよね。でも、その料金ってどうなっているのかわかりにくいですよね。

整骨院の料金

ここでは、整骨院で多い捻挫を例にして代表的な料金を解説したいと思います。(2018年7月29日料金改定を反映しました)

代表的なものだけをピックアップしていますが既にややこしいですね。これらの組み合わせで料金が決定します。

さっきぎっくり腰になった場合

さっきぎっくり腰になった場合の初回料金は

合計2355円、3割負担の場合は710円です。(10円未満は四捨五入します)
冷罨法料は負傷した日、もしくはその次の日にしか算定されないことに注意が必要です。2日前のぎっくり腰の場合は85円安くなります。(窓口負担は680円)

2回目の場合は

合計1010円、3割負担の場合は300円です。しかも温罨法料と電療料は受傷した日から5日経過しないと算定されないので受傷してから5日以内なら905円(窓口負担は270円)です。

3回目以降は

で610円(窓口負担180円)となります。とってもリーズナブルですね。

ぎっくり腰と同時に足首も捻挫した場合

実際には一か所だけ施術するケースは少なく2~3ヶ所同時に施術することがほとんどです。ぎっくり腰と同時に足首を捻挫するというのは珍しいですがぎっくり腰を起こした人が『実は最近膝も痛くて…』等と言い出すことはよくあることです。

2ヶ所同時に痛めてしまった場合の初回料金は

なんと、施療料と冷罨法料が2倍になります。合計は3200円(窓口負担960円)です。一ヶ所の場合と同じく2日以上前の場合は冷罨法料が算定されません。

2回目の場合は

と後療料、温罨法料、電療料が2倍になります。合計は1620円(窓口負担490円)です。受傷から5日経過しないと温罨法料、電療料が算定されないのは同じです。

3回目以降は

これだけになって合計1220円(窓口負担370円)です。

3ヶ所以上同時に痛めてしまった場合

痛めた場所が3ヵ所になると2倍になったものが3倍になる…と思いきや後療料・罨法料・電療料は2.6倍にしかなりません。しかも4ヶ所目以降は3ヵ所目までの料金に含まれることになっているため3ヵ所も4ヶ所も5か所も同じ料金です。(初回の施療料のみ4ヶ所目以降も算定可能です)

3ヶ所以上の初回料金

合計4011円(窓口負担1200円)です。

2回目は

合計1986円(窓口負担600円)です。

3回目以降は

合計1586円(窓口負担480円)となります。

表にまとめるとこんな感じです。カッコ内が窓口負担金額です。冷罨法料、温罨法料、電療料が加算されているので算定されない場合は少し安くなります。

1部位 2部位 3部位
初回 2355(710) 3200(960) 4011(1200)
2回目 1010(300) 1620(490) 1986(600)
3回目以降 610(180) 1220(370) 1586(480)

整骨院で払ってる金額と違うんだけど…?

はい、ここまで読んでいただいて自分の通っている整骨院の料金と違うという方もいるかと思います。それはなぜかと言いますと、保険外で料金が加算されているためだと思われます。例えばテーピング代や湿布代などは実費を加算して良いことになっているため保険料金より少し高めになっているかもしれません。かわばた整骨院でも保険外で加算させていただいています。(初診時に書面で同意を頂いています)

上記の他にもたくさんのルールがありまして、違った料金になることもあります。気になる場合は明細をもらえるはずなので聞いてみてくださいね!

では、また次回!

モバイルバージョンを終了