こんにちは!『頭蓋骨の治療ができる倉敷の整骨院』かわばた整骨院院長の川端です。
実は私、けっこうな冷え症でした。寒い季節になると手が冷たくて人を触るのをためらうほどだったのですが、今は逆に手が温かいなんて言われることもあります。特に世間で言われているような冷え症の対策をしたわけではないのですが、頭蓋骨の治療をしたら手が冷たくなりにくくなりました。
寒いと手足が冷たくなるのは自律神経が働くため
寒い時に手足が冷たくなるのは熱を体の外に逃がさないようにするためです。寒い時に手足を温かいままにしているとどんどん熱が失われてしまい体温が下がって生命が危険にさらされてしまいます。
そのため、寒い時には体の表面の血管にあまり血液が流れないようにして熱が失われないようにします。ちなみに自律神経の交感神経が血管を収縮させて血液があまり流れないようにします。
なので寒いときでも手がポカポカ温かい人は自律神経がきちんと働いておらず逆に危険…かもしれません。
そんなわけで寒い時に手足が冷たくなるのは正しい反応です。ですが、それほど寒くないのに手足がものすごく冷たくなるというのは行き過ぎた反応で困ったものです。
体温や血流は脳の視床下部で調節されている
では、体温や血流はどこでコントロールされているのでしょうか?それは、脳の視床下部という部分です。この視床下部、自律神経のコントロールをしていることでも有名ですが体温調節も行なっています。
風邪をひくと熱が出ますが、その熱は風邪のウイルスが出しているわけではなく視床下部がコントロールして出しています。視床下部が体温を上げ、ウイルスの活動を鈍らせたり免疫の働きを活発にさせたりしています。
なので風邪の熱は無理矢理下げる必要はありません。汗をかけば熱が下がるからと汗をかいて熱を下げようとする人がいますがこれは逆です。風邪が治って体温を上げる必要がなくなると視床下部が汗をかかせて熱が下がります。
冷え症は視床下部がきちんと働いていない?
というわけで体温や血流のコントロールは視床下部で行なわれているのですが、冷え症の人はこのコントロールがうまくいっていない恐れがあります。
でも、視床下部の治療なんてできるのでしょうか?そうですね、視床下部そのものの治療は難しいのですが頭蓋骨を治療して視床下部を働きやすくすることは可能です。
というか、頭蓋骨に問題があって視床下部がきちんと働いていない人がある程度いるのではないでしょうか。
頭蓋骨を治療したら冷え症が改善した
私自身の体験なのですが、子供の頃から寒い時期はものすごく手と足が冷たくなる体質でした。手と足の汗も多かったので自律神経がかなりおかしかったのだと思います。
そして学生時代、いろんな治療を受けてみようと気になる治療を受けたのですがその中に頭蓋骨の治療もありました。私の頭蓋骨もいろんな問題がありいろんなゆがみがありました。今でも少し残っていますが眼鏡をかけると傾いてしまい、どんなに眼鏡を調節してもまっすぐにすることができませんでした。
そして何度が頭蓋骨を治療してもらっているうちに手と足があまり冷たくならないことに気がつきました。頭蓋骨の治療と冷え症が関連するなんて考えもしませんでしたが視床下部の働きを考えるとあり得ない話ではなさそうです。
冷え症と頭蓋骨のゆがみで悩んでいる方、もしかすると同時に解決するかもしれません。気になる方は試してみて下さいね。
ではまた!