自分でできる顎関節症の治療 〜アゴの内側の筋肉をマッサージする〜

こんにちは!『倉敷の本気で治したい人のための整骨院』かわばた整骨院院長の川端です。治療し始めるとやりすぎる傾向にあります。少し物足りないくらいが適量です。気をつけます。

当院では顎関節症の施術もさせていただいております。顎関節だけでなく頭蓋骨を含んだ全身の施術を行い他院ではなかなか効果の出なかった顎関節症も改善しています。

詳しくは下記を参照
顎関節症は全身を治せ!顎関節症の原因と治療法

アゴの内側の筋肉をマッサージする

とは言え顎関節症が辛い方は今すぐ少しでも楽にして欲しいと考えていると思います。そんな方に一つだけアドバイスするとしたら『アゴの内側の筋肉をマッサージしてみて下さい』とアドバイスすると思います。

マッサージする場所はいわゆる『アゴのエラ』の内側。この部分に親指をぐいっと入れてそこに付着している筋肉をマッサージしてください。おっと、入れすぎるとオエっとなるので気をつけて下さいね。

マッサージする場所

ここでマッサージしているのが内側翼突筋という筋肉です。咬む時に使う筋肉は主に3種類あるのですがこの筋肉だけはアゴの内側というなかなか触らない部分にあるため異常になかなか気がつきにくくなっています。

左右の筋肉をマッサージすると片方だけ硬くて痛いという方が多いと思います。そちらが悪い方なのでじっくりとマッサージしてゆるめてあげてください。これだけで顎関節症が楽になる人も多いと思います。

根本的に改善させるには頭蓋骨を治す必要がある

内側翼突筋のマッサージで楽になったとしても、残念ながら症状は再発すると思われます。なぜかというと、筋肉のもう一方の付着部位に問題がある可能性が高いからです。

内側翼突筋はアゴの内側と、蝶形骨という目の奥の骨に付着しています。おそらくこの蝶形骨にも問題があるはずです。少なくとも、長期間一方の筋肉に強く引っ張られていたわけですから。

そしてこの蝶形骨は頭蓋骨のほとんどの骨と接しています。なので頭蓋骨の他の骨も異常を起こしている可能性が高いため頭蓋骨全体をチェックする必要があります。

特に蝶形骨のすぐ後ろには側頭骨があります。顎関節はこの側頭骨にあるため異常の影響を強く受けてしまいます。

まとめ

ということでした!

顎関節症は複雑な状態でここを治療すれば治るという部分は存在しません。顎関節だけでなく頭蓋骨全体、さらに頭蓋骨だけでなく全身をくまなく検査し治療する必要があります。根本的に治したいという方はお気軽に相談して下さいね。ではまた!

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